通常、イワシ油(魚油)と言えば原料油(粗油)を精製して精製魚油としています。ただ魚油としている場合には色々な加工場からの残渣を集めて蒸し煮する煮取り方では、魚種を特定できない場合もあります。

しかし、当社のイワシ油は日本国内で水揚げされたイワシを100%使用し、日本国内の工場で抽出しています。

さらにイワシは、食物連鎖の中でも底辺に属する為、その他の大型の魚類に比べて、汚染物質の蓄積が非常に少ないのです。

抽出法においても、すり身製造の現場で開発された低温抽出と呼んでいる特殊な抽出方法で抽出工程では一切加熱することなく、最終工程にて低温(65度)で殺菌するのみです。

その為、熱による変性やトランス脂肪酸が発生することが無く、本来イワシが持っているコエンザイムQ-10、ビタミンA、Eなどの天然成分が残っています。

すり身製造という日本固有の水産物製造の現場から発見された魚油の製造技術は、魚油の持つ利点のみを最大限活かすことができる方法と言え、抽出された魚油は“限りなく自然な形”“体に優しい”魚油と言えます。